【PIXTA】データ作成をAffinity Designer、書き出しをIllustratorでやってみた。書き出しの際の注意点も解説

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前回PIXTAにリジェクトされてしまったEPSデータを、Illustratorで新たに書き出して再度申請してみました。

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審査結果!

データ作成はAffinity Designer でも書き出しだけIllustratorで行えばPIXTAの申請通りました
EPS、販売中になってます!

通りました!

EPS、販売中になってます!

データ作成はAffinity Designer でも、書き出しだけIllustratorでやれば通るようです。

多くの人は普通にAdobe Illustratorを使用していると思うので、私のように書き出しだけイラレを使うという方は少ないかもしれませんが、覚書もかねてEPS(ベクター)データ書き出しの詳しい手順を以下で説明していきます。

Illustrator以外で作成したデータを、Illustratorで書き出す

書き出す際、データはXLサイズ(=PIXTAで販売できる最大サイズ)に適した大きさにしておきましょう。
大きいサイズほど販売金額が高く設定されているので、やっておくに越したことはありません。

それを踏まえて、Illustratorで書き出す際の詳しい手順はこちらです。

書き出しの詳しい手順

STEP
Illustratorで4001x4001pxの新規アートボードを開く。
STEP
オブジェクトをアートボードにコピー&ペーストする。
STEP
アートボードの大きさに合わせて、オブジェクトを拡大縮小する。
STEP
書き出して完了。

簡単ですね。ここで2点、ポイントを解説します。

アートボードのサイズについて

PIXTA公式のよくある質問によると、

XLサイズ=縦横のピクセル数を足した数値=8001px以上

とのこと。そのため、それをクリアする大きさということでサイズは4001×4001pxとしました。(念のため縦横1pxずつ余裕をもたせています。)縦横足した大きさが8001px以上であればいいので、極端なことを言えば、1000×7001pxなどの超横長でもOKだと思います。

拡大縮小するときのポイント

アートボードに合わせて拡大縮小するときに、線幅も一緒に拡大縮小させないとイラストの見た目が変わってしまいます。

拡大したのに線だけ元の細さのままだったり、逆に縮小したのに線は元の太いままだったりすると、イラストの印象がかなり違ってしまい残念な感じになります。それを防ぐために、線幅も一緒に拡大縮小させましょう。

線幅も一緒に拡大縮小させるには、Illustratorで以下の設定をしてみてください。

STEP
「ウィンドウ」→「変形」で変形パネルを表示。
STEP
「線幅と効果を拡大・縮小」のチェックを入れる。

この設定をするだけで、拡大縮小に応じて線幅も変化するはずです。

まとめ

Affinity Designerで作成したEPSデータでも、書き出しをIllustratorで行えば、PIXTAの審査をクリアすることができました。

また、Affinity Designerに限らず「Illustrator以外のソフトでデータを作成し、書き出しだけAdobe Illustratorで行う」場合にも今回の手順が使えそうです。

この調子でストックイラスト、じゃんじゃん登録していきましょう!

ストックフォト【PIXTA】

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